ウォーク&アサヒビール工場見学(3月25日(金)第53回例会報告)

コース:JR大阪環状線・桜ノ宮駅~桜ノ宮公園~淀川~城北大橋~菅原4丁目~

    高浜橋~濱屋敷~アサヒビール吹田工場~阪急京都線/JR京都線・吹田駅

    (12Km 「レベルA---初心者・一般向き」ほぼ平坦 

   アサヒビール吹田工場

 春うらら、素晴らしい青空で

す。本日はお楽しみのビール工場見学・試飲会でした。午前は楽しいウォーキング・午後はBeer試飲-----と、愛酒家にとっては至極の時を過ごさせて頂きました。アサヒビール様、いつも最高の「もてなし」有難うございます。

 

 リーダーから、「工場見学が午後1時予約の為、直ぐに出発します-----」と。急いでスタート・桜の宮、毛馬の閘門から淀川の堤防下へ。

 広くて長い河川敷は整備が行き届いた、野球・サッカーなどのスポーツが楽しめる市民運動公園になっています。少年野球・ジョギング・子供の遠足・家族連れなど大勢の人々に出逢いました。

 淀川のゆったりとした満面の流れ、新緑の芝生を踏みしめ、早春の心地良いウォークでした。

 

 「城北公園」で列詰を行い、淀川を渡り大阪市から吹田市に入りました。高浜橋を過ぎると昼食場所の「浜屋敷」に着きました。

 

 「浜屋敷」は江戸時代の「吹田村の庄屋屋敷」でしたが、吹田市が寄贈を受け今は歴史と文化活動交流の場として多くの市民に利用されています。早咲きの桜でしょうか、綺麗な花をつけていました。飲物等のサービスもあり、ボランティアの皆様による暖かいもてなし、有り難うございました。

 

 12時30分、午後の出発です。吹田街道からJR地下道を抜け、「アサヒビール工場」正面のゲストハウスに到着しました。この「吹田工場」は100年 以上の歴史を持つアサヒビール発祥の地であり、主に近畿エリアに届けるビールを生産しているそうです。

 

 約50名毎の4班に分かれて工場を案内頂きました。仕込釜・ろ過室、びん詰・缶詰などの生産工程をカラス戸越しに見学、完全に機械化・無人化された最新鋭のオートメーション工場です。大量生産・そのスピ-ドにびっくり--、完璧な衛生管理体制と----、「凄いなぁ----素晴らしい----」と感嘆するばかりでした。

 

 約40分の工場見学を終え最後はお楽しみの(ゲストハウス)試飲会場へ。試飲はビール工場ならではの楽しみ!工場できたてのビールが無料で試飲出来るのです。

 約20分、楽しい雰囲気の中、美人ガイドさんの説明を受けながら、スーパードライエクストラゴールド・ドライプレミアム・ドライブラックなど各種ビールを美味しく頂きました。お酒を飲めない方もソフトドリンク等でお楽しみ頂き、来場の皆さん全員が大変ご満足の様子でした。

 アサヒビール様、工場できたての味とその雰囲気はまた格別・美味しいBeer有り難うございました。皆様、ほろ酔い気分でした。2時30分、現地解散致しました。本日の参加者は207名。お疲れ様でした。

 

 次回は 4月2日 奈良随-の桜名所「佐保川の川路桜・郡山のしだれ桜」花見ウォーク。桜のトンネル・花筏-----お楽しみに。

例会報告写真集は会員から提供して頂いた写真をもとに動画編集にしました。

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巡礼ウォーク in 仁和寺「御室八十八箇所」・「北野天満宮梅林」(3月11日(金)第52回例会報告)

コース:JR嵯峨野線・花園駅~雙ヶ岡~仁和寺~御室八十八ヶ所霊場(成就山)~

    仁和寺~平野神社~北野天満宮JR嵯峨野線・円町駅

    (13Km JRふれあい 「レベルB---一般向き・やや健脚向き」多少の

    起伏/坂道あり) 

 今回は「御室八十八ケ所霊場」巡拝のウォークでした。「仁和寺」の裏山・成就山(じょうじゅさん)に在り「四国八十八ケ所」のミニチュア版です。約3kmの山歩き、煩悩が消え、願いが叶うとされるお遍路の旅でした。

 早春の朝、素晴しい快晴です。リーダーからのコース説明後、ストレッチを行い、JR花園駅を出発、「雙ヶ岡(ならびがおか)」遊歩道から仁和寺に向かいました。雙ヶ岡は6~7世紀に築かれた24基の円古墳があり山頂(116m)の展望が素晴しく国の名勝にも指定されています。

 「つれづれの道」と呼ばれる遊歩道は、桜など花木の「はなみのひろば」・疎林と芝生の「こもれびのひろば」ゾーンから成り、静かな心癒される散歩道でした。

 

 約30分で世界遺産・御室「仁和寺」に到着。荘厳な仁王門・堂々たる五重塔が出迎えてくれました。4月には見事な「御室桜」を咲かせ、多くの花見客で賑わいます。

 

 西門を出ると、早速「一番札所」の大きな白い看板が見えてきました。「御室八十八ケ所」のスタート地点・「霊山寺」です。元気で----大願成就を----と願をかけ、出発致しました。

 自然、あふれ茂った森の中を参拝順路に沿い巡りました。心地良い冷たい風が頬をなでていきます。整備されていますが、起伏あり---階段あり----と、予想以上にきつい屈曲した登り道でした。約3kmにわたる巡礼道に「四国霊場」と同じ名前をつけたお堂(札所)が点在し、それぞれのご本尊・弘法大師をお祀りしています。札所毎にお祈りや賽銭をされている方も多く見かけました。参加者が多く、当初は渋滞しましたが、次第に健脚組とスロー組との間隔が大きく開き、長蛇の列に変わって行きました。

 四十三番札所「明石寺」には、「愛宕(あたご)眺所」と呼ばれる休憩所があり一休みしました。

 随分高い所まで登って来た感じです。空は快晴、北方向には連山が続いており一番高い愛宕山(924m)がくっきりと望めました。樹林の間からは京都の街が覗き見え、山登りの達成感も味わう事が出来ました。春を呼ぶ小鳥のさえずりも聞こえました。

 さらに尾根道を進み、四十八番札所「西林寺」に着きました。成就山(236m)の頂上です。一番札所から約1時間・急な登り道や足場が悪い所もあり、結構疲れましたが、ここからは下り?----と、楽な気持ちになりました。

 

 五十一番札所・「石手寺」手前にも、眺望の素晴らしいビューポイントがあり、眼下の京都市内の眺望は素晴らしく、遠く伏見まで望むことが出来ました。スタート地点の「雙ヶ岡」や「仁和寺」も大きく見えました。

 点在するお堂に手を合わせながらの下りの巡礼が続きました。やっと麓の八十八番札所「大窪寺」にたどり着きました。結願所です。鯉の泳ぐ池や鐘楼などもあり、さすがに他の札所よりも立派で、普通のお寺の趣を感じました。

 本場「四国八十八ケ所霊場」巡礼には到底及びませんが、完歩し満願成就の達成感一杯・したような気分でした。12時40分、昼食場所の仁和寺に全員が元気に戻って来ました。心配していた事故も無く、まずはお疲れ様。

 

 午後は、仁和寺に別れ、蓮華寺から、「きぬがけの道」を経て桜で有名な「平野神社」境内を通り抜け、隣の「北野天満宮」へ北門から入りました。北野天満宮は学問の神様・菅原道真公をお祀りした全国に一万社以上ある天満宮・天神社の宗祀(総本社)で、「北野の天神さま」として親しまれています。

 梅林が有名で、道真が好きだった梅がたくさん植えられており約1500本の梅の木・約50品種があり、1月からの老梅、早咲き、遅咲きと、約3ヶ月間、梅の花を観賞することができます。道真の命日にちなんで毎年2月25日には盛大な「梅花祭」催事も開かれています。今日も梅の香りと見事な淡いピンク色の花に誘われて多くの観梅客で大変な賑わいでした。有料ですが外側から充分に梅林を鑑賞・楽しめました。

 

 菅原道真は牛との関係も深く境内には多くの牛の像がありました。御祭神である道真は丑(うし)年に生まれ・丑(うし)年に亡くなったそうです。

  ゴールのJR円町駅に2時30分到着。255名のご参加有難うございました。大変お疲れ様でした。登りが少しきつかったですね。大願成就は達成したでしょうか?

 

 次回は3月25日「ウォーク&アサヒビール工場見学」――試飲会もお楽しみに。

 

  [御室八十八ケ所霊場]

 仁和寺の裏山、成就山にある八十八ケ所霊場で、通称・御室八十八ケ所と呼ばれています。文政10年(1827)当時は本場(四国八十八ケ所)への巡拝が困難であった為、時の仁和寺29世門跡仁法親王(すみひとのりしんのう)の御本願により四国八十八ケ所霊場の砂を持ち帰り仁和寺の裏山に埋め、その上にお堂を建てたのが御室八十八ケ所霊場のはじまりです。約3kmの山道に、お堂が(札所)が点在し、それぞれのご本尊・弘法大師がお祀りされております。

 

  [仁和寺]

 京都市右京区にある真言宗御室派総本山の寺院です。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されており、京都の人気観光スポットの1つです。多くの国宝や重要文化財などを有し、文化的・歴史的にも日本が世界に誇る観光地です。仁和寺は仁和4年(888年)、宇多天皇により創建され、皇室とゆかりの深い寺(門跡寺院)であったことから、「御室御所」(おむろごしょ)と称されていました。桜時期には、染井吉野、しだれ桜などが咲き誇り中でも「御室桜」が有名で、中門内の西側一帯にあり、遅咲きで、背丈が低いことが特徴です。

 

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