期間限定:[秘蔵のフジ]公開 京都「鳥羽の藤」 通り抜け(4月27日(金)第99回例会報告)

コース:JR京都線・桂川駅~久世橋~桂川~かさい公園~せせらぎ水路~鳥羽水環境センタ

    ー~鳥羽離宮跡公園~城南宮~城南宮道~藤森公園~JR奈良線・藤森駅

 お待たせしました、京都市「鳥羽の藤」

一般公開の始まりです。 全長120mにもおよぶ「藤棚」回廊:頭上からシャワーのような紫色の花房が降り注ぐ光景は絶品。今春は総じて「花の開花」が早かったですが、今日はどうでしょうか? JR桂川駅は、人々で溢れました。305名のご参加心よりお礼申し上げます。

 春らんまん、菜の花咲く「桂川サイクリングロード」を南へ、広大な工場のような建物群が出現、京都市最大規模の下水道処理施設・「鳥羽水環境保全センター」です。

外周はきれいな「せせらぎ水路」が約300mツツジと野花に囲まれた癒しの散策道でした。 東側の「臨時入場門」へ。来場者で一杯・臨時送迎バスも頻繁に出入りしています。 目の前に120mの長い藤棚---木枠から垂れ下がった花房が紫色に輝き---すごい---きれい---残念ながら、最盛期は過ぎており、少し色あせていますが十分に楽しめました。 藤棚は各地にたくさんありますが、こんなに規模が大きいのはなかなかありません。 特に「鳥羽の藤」は透き通るような、きれいな色彩が特徴です。 藤の「トンネル」を進むにつれ、鮮やかな満開状態に。覆いかぶさるように垂れ下がった 紫色のシャワー---まさに「シダレ藤」---でした。 藤は見る人を虜にします。何とあでやかな、何と豪華な、何と上品な、何と高貴な--- 頭上は大人の風格

「紫藤」---足元はピンクの「芝桜」---見事なコントラストでした。 「白い藤」にびっくり(白い色がある?)---満開に垂れ下がる樣は圧巻---上品かつ見応え十分でした。下水処理場とは思えない鮮やかな花園・至福の時を与えてくれたでしょうか?

 鳥羽離宮跡公園で、新緑に囲まれながら楽しい昼食でした。 午後は城南宮通を東へ。琵琶湖疏水・京阪電車を越え、2時10分 藤森神社にゴール。

次回は 5月4日  「360°大パノラマ&大自然:明神山」へ。ご期待下さい。

北生駒・茶筅の里~くろんど池へ「ミズバショウ・カタクリ」を見に行こう

(4月13日(金)第98回例会報告)

コース: 近鉄けいはんな線・白庭台駅~イモ山公園~高山八幡宮~高山竹林園

     くろんど池~八ツ橋~傍示の里~JR学研都市線・河内磐船駅

     (14Km  レベルA---「初心者・一般向き」ほぼ平坦)

ミズバショウ クリックすると拡大します。

 今回は北生駒から茶筅の里・高山、くろんど園地、傍示の里---へ、新緑の里山巡りでした。

ミズバショウ・カタクリ・ラクウショウ---探して---

 4月の清々しい朝、近鉄・白庭台駅に153名のご参加有難うございました。

国道163号線を横切り「高山八幡宮」から、美しい竹林で覆われた「高山竹林園」到着。

 茶筅(ちゃせん)、竹製品が展示され、伝統ある地場産業の振興とPRを図っています。「茶筅の里・高山」は竹製品の生産が古くから行われ、特に「茶筅」は全国シェアの90%以上を占め、国の伝統的工芸品に指定されています。

 富雄川を上流へ、頬を撫でる風も気持ちよく、のどかな田園地帯や丘陵が続きます。庭先には色とりどりのチュリップやポピー---路端にはタンポポやスミレが咲き---

 ひっそりと「高山城跡」看板あり---鷹山氏の城?---生駒に城があったの?---少し驚きも。

急坂を登り切り、目の前に美しい池が!「くろんど池」到着。散策路、ボート、キヤンプ、バーベキュー場、豊かな緑に囲まれた湖畔で遠足気分の昼食タイムでした。

 午後からは山に入り、府民の森「くろんど園地」へ。ミツバツツジ・ハナミズキ---と紫や白の大きな花を枝一杯に咲かせていました。ヤマブキも色鮮やかに。

 「八ツ橋」に到着。湿地帯に「ミズバショウ」発見---残念!満開は過ぎたも----遅咲きあり緑の大きい葉っぱに純白の清楚な花びら-----コントラストがきれいでした。

ミズバショウは白い花びらが綺麗ですが、植物学的には花ではなく、萼(ガク)といって、花の最も下につく葉の変形したものです。白い萼の中心は、茎が下から伸びて、その先端部が楕円形に膨らんでおり、これが花軸です。

 薄紫の「カタクリ」の花も---ひっそりと顔を出して---可憐な小さな花です。

隣の湿地帯には、不思議な感じの木の芽?根っこ?が ---ニョキ、ニョキとタケノコのように頭を出して--- 北アメリカ原産「ラクウショウ」(落羽松)です。地表に向かって気根(呼吸のための根)が繋がっているのだそうです。珍しい変わった植物です。

 園地を出て、気持良い下り道を傍示の里(ほうじのさと)へ、ルンルンウォーキング。

14時30分JR河内磐船駅ゴール。春の里山満喫頂けたでしょうか?お疲れ様でした。

  次回は4月27日 期間限定・秘蔵「鳥羽の藤」公開--- 綺麗ですよ。お待ちしています。

 



平成30年度 新企画「奈良を歩こう」毎月10日・10Km・10時集合

第4回【奈良を歩こう・10日ウォーク】

開催日:4月10日(火)

タイトル:藤原京・新花園へご案内 必見・250万本の「菜の花満開

コース: JR万葉まほろば線/近鉄大阪線・桜井駅~安倍文珠院~御厨子(みずし)観音

     ~万葉の森広場~天香具山神社~高殿町~藤原宮跡~醍醐池(菜の花)~

     JR万葉まほろば線・畝傍駅/近鉄橿原線・八木西口駅

天気:  晴れ

距離:  10Km (JRふれあいハイキン)対象ウォーク

参加者: 145名

例会写真: 10日ウォークの写真集はここをクリックしてご覧下さい。

      この組み写真集は、会員のK氏から提供頂きました。有難うございました。

                  10日ウォーク写真集はここをクリックしてご覧下さい。



桜・桜・桜:古都の花見「佐保川-川路桜」~「郡山城址-しだれ桜」(4月6日(金)第97回例会報告)

コース: JR大和路線・奈良駅~大佛鐡道記念公園~佐保川~県立図書情報館~九条公園

     郡山城址~大和郡山市役所~JR大和路線・郡山駅

 大佛鐡道記念公園のしだれ桜 クリックで拡大します。

 春爛漫、延々と続く「佐保川の桜並木」---奈良市最大の桜名所、残念にも!散り桜!

今年は3月20日に過去一番の速さで開花

、月末には満開を迎えてしまいました。

朝から雨予報にも関わらず、JR奈良駅に129名のご参加有難うございました。

「大仏鉄道記念公園」の巨木「しだれ桜」からスタート・満開時には円形に覆いかぶさるように豪快に咲いているのですが色あせつつも、最後のしだれ姿を留めていました。

 両岸を約千本の桜並木が奈良から郡山へ5キロも続く「佐保川」は、その美観が奈良県の「景観資産」に指定されています。

 川を覆う巨木「川路桜」前に。奈良奉行「川路聖謨」(かわじとしあきら)の植樹、樹齢約160年のソメイヨシノ風格ある大きな老木、重そうに垂れ下がる見事な花振りも見頃を過ぎて、風に舞う花ビラが花筏に---こんな情景は滅多に見られません。古都の風情を感じますね。

 万葉集の時代から歌にも詠まれた「佐保川」は、流れも清く、そぞろ歩きにぴったり、多くの「桜まつり提灯」も情緒あり---人出も少ない静かな「桜ロード」でした。

 白色の美しい建物・奈良県立図書情報館前で列詰めを行い、さらに南に。以外にも、「ピンクの八重桜」が多く残っており、開花が やや遅いのが特徴、ポンポンのようにたくさんの花びらをつけています。しとやかでふっくらとした大きな花びら、ピンクの花と新緑の葉っぱの色合いが優しい印象を与えてくれます。土手には「黄色い菜の花」が一杯、ピンクと黄色のコラボレーションも見応えありました。

 昼食場所の「九条公園」に到着。桜木が多く花見気分は充分楽しめました。

午後の出発頃から小雨模様に「花散らせの雨」となるのでしょうか、急ぎ足で「郡山城址公園」へ。

城跡を彩る桜は「日本の桜百選」に選ばれていますが---第58回「城まつり」開催中の垂れ幕も寂しくそよぎ、露店も店閉まい状態でした。

 市役所前の「しだれ桜」は、遅咲きでしょうか---美しい花垂れを見せていました。

ここで、近鉄線でお帰りの方にはIVVをお渡し、引き続きJR郡山駅までご案内致しました。

14時10分のゴールでした。散り行く「佐保川桜」・enjoy頂けたでしようか?

 

次回は、4月10日 必見・250万本の「菜の花」満開 お楽しみに