今回は「生駒の聖天さん」で親しまれる「宝山寺」から緑豊かな生駒山麓公園へ、山麓の木陰を歩く森林浴ウォークでした。記録的な猛暑が続いており「熱中症」が大変心配でしたが、近鉄生駒駅に130名のご参加有難うございました。

　宝山寺へは約50分の厳しい登り坂あり、急遽変更し、全員ケーブルカーに乗車頂きました。鳥居前駅から宝山寺駅まで僅か６分の乗車でしたが、車窓からは生駒市、奈良市内も見渡せる素晴らしい眺めでした。

　ケーブル宝山寺駅からは厳しい石段の参道が続き、 やっと「宝山寺」（ほうざんじ）到着。真言律宗大本山の寺院で、「生駒聖天 」（いこましょうてん）とも 呼ばれています。

1678年、湛海律師によって開かれ、本尊は不動明王。大きな石畳みの階段が続き、両側には立派な石灯篭が並ぶ商売の神様にふさわしい重厚感のある広い参道・本堂は「般若窟」と呼ばれる高い岩壁をバックに建つ壮観な眺めです。大変暑く自由参拝と致しました。

　宝山寺山門下でコース説明後、生駒山麓を横切るような緑深いハイキングロードを約１時間、快適な木陰の納涼ウォークでした。やがて生駒山ドライブエイに出て、下り坂を約10分 昼食場所の「生駒山麓公園」到着。

　市街地から約2kmの距離にありながら、大変静かで緑豊かな自然に囲まれた環境にあり、多種多様な施設やプログラム---、親子連れからお年寄りまで楽しむことができます。野球、サッカー等の多目的広場、広大なキヤンプ場、研修・宿泊施設、レストランと見事に完備された緑溢れる総合公園です。見晴らしの良い高台にあり、矢田丘陵や遠方には若草山も望める大パノラマでした。木陰下で、涼しいランチタイムを過ごしました。

　午後は生駒山麓公園から一気に下り 、住宅街から生駒芸術会館（美楽来）に到着。生駒市の芸術・文化の学習施設です。冷房の下、美しい室内で休憩をさせて頂きました。

　13時40分、全員元気に近鉄生駒駅ゴール。比較的涼しい、ゆったりウォークでした。

次回は8月25日　春日山原始林へ：森林浴・癒しのウォーク　お楽しみに！

　この度の、西日本「豪雨」で犠牲になられた方々の ご冥福を 謹んでお祈り致します。

同時に、被災されました方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

　豪雨の影響を受け、京の奥座敷「清滝・保津峡」ウォークは、急遽、中止致しました。

代わって嵐山、大沢池、広沢池よりＪＲ花園駅へ「嵯峨野のんびりウォーク」に変更。

梅雨明け---いよいよ夏到来！---本日の京都は３８℃の猛暑予報にも、ＪＲ嵯峨嵐山駅に、267名のご参加有難うございました。

　京都で最も風情ある嵐山「竹林の径～竹のトンネル」を通り抜けます。風致地区として

保存され、嵯峨野独特の雰囲気を醸し出し、高く伸びた竹林に昼間でも木漏れ日がはっきりと見えるほど薄暗く、その静寂さと詩情---大変印象的です。観光客は圧倒的に外国人・乗せて走る人力車も郷愁を感じさせます。

　「トロッコ嵐山駅」に嵯峨野から亀岡まで１６キロ、ノスタルジックなトロッコ列車、のんびりと車窓からの「保津川渓谷」は川下りで知られる景勝地です。

　二尊院から清凉寺を通り抜け、大覚寺「大沢池」に到着。「日本三大名月観賞地」とも言われる月見の名所で、その昔、牛車に揺られ天皇や貴族が都から嵯峨院（大覚寺）へ通ってきました？　水面に静寂な光景が広がり中秋の名月には湖面に月が走りました？、さぞかし、絶景だったかと。

美しい「蓮の花」で有名ですが、少し早いようです。

　田植えを終えた田園、背後に聳える愛宕山（942ｍ）と、四季それぞれの風景が出迎えてくれる牧歌的な嵯峨野の景観です。肥沃な土壌に恵まれ「京野菜」が有名。

　池畔の「平安郷」に到着。前には広沢池、後は緑の山々を見渡せる手入れの行き届いた広い芝生広場

、ゆったりとした昼食時間を過ごしました。

　午後から更に暑くなり「熱中症が大変心配」足がつったりされた方もございましたが、１３時５０分ＪＲ花園駅に、無事ゴールしました。猛暑の中大変お疲れ様でした。

 　次回　７月２７日　「生駒山麓公園・納涼ウォーク」　森林浴の森・お楽しみに。希望者はケ－ブルカーで、宝山寺へどうぞ。