トンネル抜ければ---☆別世界「奈良の里山~

木津ニュータウン」へ(3月16日(金)第96回例会報告)

コース: JR大和路線・奈良駅~平城宮跡・東院庭園~平城宮跡遺構館~奈良歴史の道

     平城第一公園~(中間ゴール/JR大和路線・平城山駅)~鹿川~梅美台公園~

     木津城址公園~JR大和路線・木津駅

雨の中、佐保川の桜堤を行く(早咲きの河津桜)

 今回は、「奈良・歴史の道」から「佐紀・みささぎの道」を巡り、

JR木津駅を目指す---早春の里山---長距離(17キロ)ウォーキングでした。

 低気圧が日本列島を北上中。

降り続く冷たい雨にも関わらず----JR奈良駅に73名のご参加有難うございました。

 早咲きの桜がちらほら---佐保川沿いから平城宮跡へ---快晴なら、景観が素晴らしく奈良盆地の山並みを一望、大仏殿、二月堂,五重塔と、残念ながら霞の中です。

「平城宮跡」は、甲子園球場が30個も入る広大なスペースで、今から1300年前に栄えた天平文化---遺構展示館・第1次大極殿・東院庭園---いにしえの文化とロマンを偲ばせます。水鳥が浮かぶ美しい水上池を横目に、奈良「歴史の道」から古墳群が多く点在する

「みささぎの道」を抜けて行きます。行き交う人も少ない静寂な古道です。

 奈良市左京区「ならやま研究パーク」に到着。大和ハウスをはじめ多くの企業や研究所:モダンな建物が並んでいます。近くの公団集会所を借りて昼食に---雨を凌ぎました。

 午後から雨も止みました。JR大和路線・平城山駅で中間ゴール(10キロ)組と別れ、健脚組は更に、JR大和路線の長い地下道・「トンネル」を抜け---「別世界」---へ。

---景観は様変わり---早春の牧歌的なのどかな田園風景が---雨上がりの澄んだ美しい光景が---鹿川沿いの「里山景観」は圧巻でした---冷たい春風が吹き抜けて行きました。

 

 奈良市から京都府へ----左側に突如---茶色のラセン状の高い建物---斬新でユニークな

デザイン---これは何だろう、ホテル?---とも思わせるような変わった建造物---「木津川市上水道・木津南配水池」(47m)でした。地元の特産「タケノコ」をイメージした形状で、タツタ電線(株)がスポンサーとなり---愛称「タツタタワー木津川市」と呼ばれています。

 木津川市「梅美台公園」に到着。近辺は目を見張るような大規模な住宅開発・造成が進んでおり、街・道路・学校---と整備され「木津川市」は美しい大ニュータウンに生まれ変わりつつありました。木津城址公園で列詰め休憩を経て14時50分JR木津駅ゴール。大変お疲れ様・冷たいウォークでした。

次回は 4月6日 奈良の桜名所・「佐保川花見」ウォーク ご期待を



平成30年度 新企画「奈良を歩こう」毎月10日・10Km・10時集合

第3回【奈良を歩こう・10日ウォーク】

開催日:3月10日(土)

タイトル:早春・天平の都を偲ぶ「平城宮跡・第一大極殿・遺構館」

コース: JR奈良線・奈良駅~県立図書情報館~唐招提寺~垂仁天皇陵~秋篠川~平城

   宮跡(朱雀門・東院庭園・遺構館・大極殿)~バス(15分)~JR奈良線・奈良駅 

天気:曇りのち晴れ  

距離:10Km JRふれあいハイキング対象

参加者:94名

例会写真:10日ウォークの写真集はクリックしてご覧になれます。

     写真は会員のB氏から提供頂いています。有難うございました。



早春の飛鳥から、高取土佐町並みへ「町家の

人形・キトラ古墳」(3月2日(金)第95回例会報告)

コース: 近鉄橿原線・橿原神宮前駅~甘樫の丘~飛鳥歴史公園~高松塚古墳~

     キトラ古墳公園~高取土佐町並み~近鉄吉野線・壺阪山駅

  高取町土佐街道沿いのジャンボ雛

 早春の爽やかな朝、日本の原点・古代文化の香り漂う奈良県「飛鳥」を訪ねました。

甘樫丘・高松塚古墳・キトラ古墳---高取町土佐街道・町家の雛めぐりへ

 近鉄橿原神宮前駅に138名のご参加有難うございました。

地下道を抜け「甘樫丘」(あまかしのおか

)へ、飛鳥の中心にある緩やかな丘(148m)で明日香村や大和三山が一望できる 絶好のビューポイントです。

 さまざまな万葉植物が植えられており---自然豊かな里山「日本の原風景」そのもの。鬼の俎(まないた)、鬼の雪隠(せっちん)など古代を感じながら「国営飛鳥歴史公園館」を経て「高松塚古墳」に到着。日本で発掘された最も古い古墳(七世紀)で昭和47年「美しい壁画」が世間を驚かせました。

 

 点在する御陵、早春の田園地帯を抜け「キトラ古墳周辺地区」に到着。

特別史跡「キトラ古墳」を周辺の自然、田園環境とあわせ飛鳥の歴史、文化、風土をより多くの人に、味わって頂きたいと近年再整備された「国営飛鳥歴史公園」の一地区です。

 

「キトラ古墳」は高松塚に続き日本で2番目に発見された大陸風の壁画古墳で、石室の天井には本格的天文図が---壁には四つの方位を守る神「四神」(しじん)---十二支の美しい絵が描かれています。二段に造られた円墳で、7世紀末〜8世紀初頃と推測され、昭和58年に石室内の「彩色壁画」のひとつである玄武が発見されて注目を集めました。

 

 古墳壁画体験館「四神の館」では、古墳やその壁画についてわかりやすく楽しく学べる、体感型の施設・ビデオ・展示物も豊富、また期間限定で壁画の実物も見学することができます。

 

 昼食を終え---ポカポカと陽光を感じつつ---日本一の山城「高取城」の城下町・土佐街道へ、昔からの町家が多く当時の佇まいが残っております。

 風情ある町並みをテーマパークに---名物「町家の雛めぐり」が行われており、約100軒の町家、商店が、お雛様を展示しています。昨今、雛人形を見る機会は少なくなりましたが---高取町の雛は、華やかで豪華、まるで子供時代にタイムスリップしたかのよう楽しかったです。メイン会場「街の駅城跡(きせき)」では、「天段の雛」が天高く建物一杯にそびえ珍しいお雛様やその数に圧倒されました。

14時30分 壺阪山駅ゴール。飛鳥を満喫・見所一杯の楽しいウォークした。

 

次回 3月10日・奈良を歩こう「天平の都を偲び---平城宮跡へ」お待ちしています。